ヨーロッパ書店で見つけた8つのプロダクト
さて、随分、随分時間が経ってしまいましたがようやくWYPの編集が落ち着いてきたのでヨーロッパ本屋放浪記の続きを書きます。 WYPのデンマークでの取材を終え、せっかく高い飛行機代を払ったのだからそのまま帰るのはもったいない!ということで8都市(ロンドン、パリ、ブリュッセル、アントワープ、アムステルダム、ベルリン、ミラノ、ローマ)、約70店舗の書店を見てきました。 前々回は本屋、前回は雑誌について書きました。今回はヨーロッパの書店で面白いと思ったモノについて書きたいと思います。 デザインが面白かった雑誌
ミラノ発の雑誌TOILETPAPER。グラフィックのみで、ページ数も少ないです。HPを見てもらえれば分かりますが、肩の力が抜けた感じがそそられます。パリのコレット、オランダのアメリカンブックセンターをはじめ、本当にいろんなところに置いてありました。ファッションブランドのKENZOとコラボした冊子も出しているよう。そして、カレンダーも作っちゃってるところがにくいです。雑誌はいらないけどカレンダーなら利便性もあるし買おうかな…と思わされます。というか買いました。 装丁が面白かった雑誌
NY発の雑誌The Last Magazine。一番最初に見たのはパリのOfr.という本屋だったと思います。それから各書店で何度か見かけました。 シリーズものが面白い雑誌
韓国発の雑誌Magaizne Bです。ロンドンのマグマにたくさん置いてました。この雑誌は代官山蔦屋にも置いてあり存在は知っていましたが、当時私が見たときはまだ4、5冊しか出ていなかったんですが、当時よりもかなりシリーズが増えていて、さらに面白さに磨きがかかっています。「ブランド」と言っても洋服のブランドだけではなく、FREITAGやLAMYなどの物のブランドにはじまり、ホテルであるACE HOTELやフォントのHelveticaまでプロダクトを超えて「ブランド」を取り扱います。どこまでこのシリーズが続くのか、続けば続くほど面白いですね。アジアの文化度の高さを感じます。 ノート
日本のおしゃれ書店にはツバメノートにはじまりライフ、MUCUなどいろんな種類のノートが売っていますが、ヨーロッパはどこに行ってもモレスキン。オリジナルでノートを出していたのはロンドンのマグマのノートぐらいだと思います。「ファッション用」や「映画用」、「建築家用」と用途に合わせて数種類のノートを売っており、このノート自体をイタリアの別の本屋で売っている、なんてのもありました。このノート、日本の本屋でも輸入したら面白いのになと思います。 そして「石から作った紙」をつかったイタリア製OGAMIというノート。ブリュッセルのCOOK&BOOKで見つけました。肌触りがぬめっとしててとても気持ちいいです。日本語のサイトも見つかりましたが日本でも売っているんでしょうか??見たことないです。 ナノブロック
なんと、日本の雑貨であるナノブロックがヨーロッパ各所の本屋に売ってありました。多分どこかの本屋が情報のハブになっていて、別の本屋も仕入れてるんだと思いますが…。場所も取らずに値段も高めなのでいいのかなと思います。 BACSAC
フランス製のBACSAC。これは、パリのアルタザート書店とドイツのGestalten Spaceという圧倒的におしゃれだった2つの本屋で見かけたので印象に残りました。全然知りませんでしたが「ガーデニング界に革命をもたらした」らしいです。カラフルな布を使っている物が多いです。食、スポーツ、旅行、植物などはどこの先進国もみんなが求めるものなんだと思います。 ショッピングバッグ
最後に本屋のオリジナルバッグです。バッグは作っているところが多かったですが、断然よかったのがパリのシェイクスピア&カンパニーのバッグ! 外側もおしゃれですが中側もシェイクスピアの顔の総柄という面白いものになってます。即買いしました。 次回は、旅でずっと利用していたairbnbという宿泊サービスについて書きたいと思います。 |