今週のインド

忙しいビジネスマンのみなさま、こんにちは。

今週のインドの動きを日経新聞からまとめてみました。少しでもみなさまの今後のお仕事のヒントになれれば幸いです。最後に感想がありますのでぜひご覧ください。

 

2011年6月1日(日本経済新聞)

○国内総生産成長率は前年同期比7.8%増

(要因)

原油高で強まるインフラ抑制を狙った金融引き締め政策。

○農業など底堅さ維持

(要因)

1月-3月適度な雨量に恵まれる。

○新車販売台数が月次ペースで30万台突破

→インド経済の消費の順調さ示す。

 

2011年6月2日(日本経済新聞)

○住友生命佐藤社長「インドの優先度高い」

→「住友生命が数理計算などノウハウやシステムを提供し、保険販売は現地企業に任せたい。」対象地域としては「インドの優先度が高い」。

 

2011年6月3日(日本経済新聞)

○海外投資家、インド株売り越し

→内需に減速懸念が広がっている

○JFE、インドで攻勢

→成長市場のインドで大手のJSWスチールに出資するなど新興国開拓を急ぐ。

 

2011年6月4日(日本経済新聞)

○インドリライアンス卸売業に参入

→外資との提携による小売業強化に向けた布石か?

(リライアンスインダストリーズReliance Industries Ltdの詳細)

本社:インドマハーラーシュートラ州ムンバイ

業種:石油・石炭

従業員:11,000人(2005年)

売上:7318億ルピー(2005年)

 

(感想)

言わずもがな数字だけ見てもインドは成長し続けています。そして日本企業のインドへの進出は増加しています。ただこの動きを見て思うのは日本人のビジネスマンの中でどれだけインド人の文化的背景を理解し、インド人と対等に交渉できる人がいるのだろうかということです。今後グローバル企業はさらにインドへの進出を加速させると思います。その時に日本企業が勝ち残れる条件として、インドを理解したビジネスマンをいかに多く輩出できるかにかかっていると思います。私たち若手社員にとって「インドを知ること」は今後の大きな武器になるのではないでしょうか。

 

fish-valley(@takuya_uotani