奥渋谷から始まる上質な生活:SPBS
こんばんは、WYP 川口です。 現在、渋谷にある出版社兼本屋、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)にて、「ぼくたちが奮い立たされた10冊」という特集を組んでもらっています。 6/10(月)までですので、ぜひ寄ってみてください!読むとやる気が出て、モノ作りしたくなるような本を揃えています。 このSPBSは、私が大学4年の1年間インターンをしていた場所です。今でも仲良くしてもらってますし、自分にとってはなんだか落ち着く場所でよく買い物に行きます。 SPBSは、ちょっと背伸びしたいときにちょうどいい場所です。 まずはその見た目のスタイリッシュさと同様、選書もなんだかおしゃれ。だけど、おしゃれすぎない。たぶん小説で言えばカート・ヴォネガッドぐらいな感じです。 以前代官山にあった本屋hacknetとかは、あまりにおしゃれ過ぎて一冊も買ったことないですが、SPBSはなぜか買ってしまいます。それは、背伸びしすぎない、だけど“日常”よりもワンランク上のものが置いてあるからだと思います。 そして、洋雑誌も写真集も、要所要所を抑えてて数が多すぎない。数があまりに多いと何がいいのか分からなくなりますが、SPBSはそんなことがないです。 ちょっと粋な小説読みたいなとか、おしゃれな洋雑誌これから詳しくなりたいなとか、写真集、今まで買ったことないけど買ってみたいなとか、そのぐらいの“普通の人”の興味の幅を少し広げてくれたり、きっかけを作ってくれる場所なんです。(というか自分がまさにそうでした。) で、なおかつSPBSの魅力は本だけじゃないです。 リサラーソンの陶器、FREITAGのバッグ、ポスタルコの文房具、イソップのコスメ…。どれも「知ってる人」にとっては当たり前過ぎるぐらいの雑貨。だけどだからこそSPBSが紹介する雑貨はある一定以上のクオリティがあって、スタイリッシュで間違いがないです。 決して飛び抜けて最先端ではなくて、悪く言えば無難なものが多いけど、安心感があって、普段はそこまで興味がない人がすんなり入れる品揃えになってます。 周りにはアヒルストアにフグレントウキョウと、話題の飲食店も集まっています。 ちょっと渋谷で買い物した後、奥渋谷まで散歩はどうでしょう。 |