ご無沙汰しております。そして、お待たせいたしました。
ついに、「WORLD YOUTH PRODUCTS Vol.0」、完成しました。
入稿直前、さらには校了時までバタバタとなり最後まで気の抜けない制作となりましたが、とうとう完成までたどり着きました。
お世話になった方々には、感謝の気持ちでいっぱいなのと同時に、もうすぐできる、もうすぐ、と言いながら長らくお待たせしてしまい、申し訳ない限りです。
2011年1月から企画を始めたものなので、もう2年以上制作し続けたことになります。改めて振り返っても、時間かけ過ぎですね。
ざっと4月からの活動を振り返ってみると、、
4月:WYPのテーマをもう一度まとめる。「働きながら考える」に決定
5月:「なぜリトルプレスか」についてまとめる。(まさかのGW4日間費やしました。今考えると信じられません。)
6月:大学の先輩の編集者福田さんのアドバイスを元に記事書き直し。
「働きながら考える」について深める
7月:編集の中で希望レイアウト作成
8月:マーケティング検討、表紙案検討など
9月:デザイナーから上がってきたレイアウト案をもとにもう一度記事書き直し
10月:デザイナーよりデザインが出始める→確認
11月:デザイン確認続き
12月:誤字脱字チェック。
1月:最終修正。印刷準備
2月:入稿、校了
なぜここまで時間がかかったのか分析すると、
・働いているので基本土日作業になってしまうこと
→一度のミーティングで決まらないと翌週持ち越しになってしまう
・コンセプトが明確にないまま記事を書いたため、途中で書き直しが入ってしまったこと
・その上出版の知識が0のため、何度も無駄な作業が入ってしまったこと
・かつミーティングのやり方、決定事項の決定の仕方が分かっておらず、以前はだらだらと決められないことが多かった。
というものがあげられます。
でも、3、4、5月に行ったコンセプトの部分の決定に時間をかけたのは、続けて行く上で必要なことだったとは思います。
個人的な反省としては、ちょっと手を広げ過ぎたかな、というところです。
今まで全く雑誌を作ったこともないのにインドまで取材行って、プロのデザイナーやイラストレーターに協力してもらい、写真家にも良い写真使わせてもらったり、寄稿もしてもらって、ページ数も計64ページになって、英訳もつけて…と。
今回はたまたま良いメンバー、良い関係者に恵まれて途中で挫折せずにここまで来れたけど、本来はもっとスモールスタートするべきでした。
まあ、企画段階ではそれがスモールなのかビッグなのかすらよく分かってなかったのだからしょうがないのかもしれませんが…無知とは恐ろしい…。
でも、そんな無知のおかげで、一切妥協していない、自分たちが本当に作りたかったものができました。
さあ、これからはついに、次のステップ「売る」編に進みます。
これからの「売る」作業も手探りの未体験ゾーンとなるわけですが、少しでも多くの人に読んで頂けるよう、一生懸命がんばります。
販売はWYPweb上や都内の書店を中心に準備中ですので、ご興味を持って頂けた方は、取り急ぎ個別にご連絡ください。
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