インド現地取材日記5日目(9/21)sidestory 川口ver.
今、男は焦っている。 焦りながら、このブログはタクシーの中で書いています。 なぜタクシーの中でiPhoneをいじるかというと、一人で乗っていてやることがないからなのです。 なぜ一人で乗っているかというと、取材に向かう二人のために忘れ物(日本からの手土産)を取りに行っているから。 今回の視察でも最も大物のジシャーンさんの取材。 そんなときに三人揃って東京駅で購入した鳩サブレを持ってくることを忘れていたのです。 取材は15時から。 余裕を持って13時にはオフィスと一体化している商業施設に着いていたにも関わらず、忘れたことに気づいたのは13時50分でした。 現在、時刻は待ち合わせの10分前の14時50分。 もう間に合うことは無理そうだ。(最初から分かっていたのだけど…) なんとか15分遅れでは着きたい…。 「Hey! ○○○○!」 運転手が何か言っています。どうやら友達がいたようだ。 そんなこといいから早く着かないかな…。 ムンバイでは、主に移動手段としてリキシャーとタクシーがあります。 リキシャーの方が圧倒的に安いんだけど、やはりスピードが若干遅い。 あとは乗り心地でしょうか。 猛スピードでみんな飛ばすので、特にリキシャーの場合は身の危険も感じます。 あ、鳥が鳴いてます。インドでは変な鳥がたくさんいます。 ジシャーンさんの会社から出発したときは、意外とすぐにタクシーが捕まりました。 ただ英語がしゃべれない人みたいで、宿泊施設の側にある駅、アンデヘリーを連呼して向かってもらいました。 (悠長に途中でガソリンを入れたりしながら。) なんとか目標にしていた14時20分頃宿泊先に到着。部屋に戻ってお土産の鳩サブレをかっさらい戻りました。 このまますぐタクシーに乗れれば間に合ったのですが…。問題はここから。 朝向かうときもそうだったんですが、宿泊施設のそばでタクシー、リキシャーがなかなか捕まらない。 20分ぐらい、あっちに行ったりこっちに行ったり、もうスピードを諦めてリキシャーに乗るか、もう少し探してタクシーに乗るか、そんな駆け引きも一人で行いながら、なんとかこのタクシーに乗ることができました。 そして今、先進国の必需品、Googleマップでタクシーの動きをチェックすると、若干道に迷っているようです。 15時になりました。 さぁ、オフィスでは二人の勝負の始まりです。 注:結局開始20分後に到着したにも関わらず、ジシャーンさんは笑顔で受け入れてくれました。 |