インド現地取材日記5日目(9/21)sidestory 亮一ver.
その時、男は焦っていた。 「くそう、何度やってもだめだ…」 「おれにはセンスが無いのか!?」 「写真が・・・ぶれる!」 そう。鈴木くんがZishaanさんと必死にインタビューをしている時、私は傍で一眼のレンズを覗きながら彼と同じくらい必死にシャッターを切っていた。それはもう、切りまくっていた。いつもカメラを担当している川口くんが不在なため、代わりに急遽私が担当することになったのだ。
そう長くない時間が過ぎてから、私は悟った。 「いや、これ、もう無理」
私は走った、カメラを投げ捨てて、鈴木くんが戦っているインタビューの場へ!! ※この一眼はフラッシュを付けないと、写真がぶれるようなモードになっていたらしいです。 |